いよいよ受験日が目の前に見えてきましたね。
(「検査」「受検」という漢字を使う学校もありますが「受験」に統一しています。)
この記事では、地方の国立附属小学校受験を経験した娘と母親である私が、
受験当日に着て合格した服装について書いていきます。
2024年 地方の国立附属小学校受験(集団観察・面接)女の子の服装
お受験服ってみんなと同じ方がいいのよね?
女の子ならネイビーのボレロワンピースとか・・・
そうとも限らないよ。
一番大事なのは、我が子の良さを服で引き立たせてあげること!
「お受験服」と検索すると、たくさんのかわいいワンピースが出てきますよね。
それらがわが子の良さを引きたててくれるなら、それでよいと思います。
けれど、子どもの個性はそれぞれ。受験する学校もそれぞれ違いますよね?
お受験服を準備する時には、下記の2点をおさえておくといいですよ。
- わが子の良さを最大限にひきたてる格好にする
- 受験する学校の求める生徒像に寄せていく
「小学受験」「お受験服」などと検索するとでてくる紺色のボレロワンピース。
都内私立のお嬢様系の学校を受験される方で、
子どもも清楚で気立てのよい女の子ならしっくりくると思います。
しかしわが家は地方の国立大学附属小学校を受ける予定。
学校の目指す生徒像には「自主性」「活発」などのワードがありました。
そして我が子は清楚とは程遠い、活発で好奇心旺盛な元気な子。
学校の求める生徒像とわが子はぴったりだけれども、
どうも巷の「お受験服」がしっくりきませんでした。
そこで、考えたのがこの2点。
・わが子の良さを最大限にひきたてる格好にする
・受験する学校の求める生徒像に寄せていく
です。結果合格しましたので、よかったのだと思います。
受験会場で浮くこともありませんでした。
また学校に入ってから、面接でお世話になった先生から、
「とても元気で明るくていい子だなと印象に残った」というようなお言葉をいただいたので、
正解だったかなと思っています。
合格したお受験服(女の子)写真
実際のわが子の服装はこんな感じでした。
- 白いブラウス
- 紺色ベスト
- 紺色キュロット
- 白い靴下
- 幼稚園で使用している上履き
- タオルハンカチ、ティッシュ
- 髪型 2本みつあみ
ひとつずつ解説していきますね。
白いブラウス(袖ゴムつき)
わが子が受験した学校では、集団観察というものがありました。
集団観察は、動作や遊ぶ姿を観察されるものです。
集団観察の中でも「水や土をいじる項目がある」と聞いていました。
例えば
・水槽の中から指定の物を拾う
・チューリップの球根をプランターに植える
・手を洗ってエプロンをつける
などです。
そのため、受験の先輩ママさんから「自分で腕まくりできることが重要よ」とうかがっており、袖にゴムがはいったブラウスを用意して臨みました。
水や土いじりがない学校でも、この袖ゴムブラウスは大変重宝すると思います。
袖がぴったりとしていると、子どもが普段と同じようにびのびと動きやすくなります。
動きやすいと、明るく積極的な印象を与えることができると思います。
また、会場の温度は、寒かったり暑かったり予想がつきません。
子どもにとっては「暑かった」ということをよく耳にします。
そんな時、袖にゴムが入っていれば、子ども自身で腕まくりをすることができます。
また、袖が長くて手がかくれがちだとだらしなくみえてしまいますが、
袖がきちっとすぼまっていればキチンとした印象に見えます。
紺色ベスト
娘の通っていた幼稚園は厚手のブレザーだったので制服での受験も考えましたが、
ブレザーは肩が張って動きにくく、腕もまくりにくいのでやめました。
かといってブラウス1枚では寒いしサマにならないので、
我が家は紺色ベストを着せることにしました。これもとてもよかったです。
腕周りが自由なので、子どもは普段通りに自由に身体を動かすことができたようです。
ボレロならば動きやすいと思いますが、ボレロは大抵ワンピースについていて、
ワンピースってスカートなんですよね。
後述しますが、集団観察で運動や動作などの項目がある場合には、スカートはオススメできません。
紺色キュロット
わが子は活発な子。きちっと足を揃えて座ったり、シズシズと歩いたりは出来ません。
都内私立のお嬢様学校などではスカートが必須かもしれませんが、
娘が受験した国立附属小学校では、目指す生徒像に「自主性」「活発」などのワードがありましたので、
活発さや元気な子どもらしさが生かせるキュロットを選びました。
また、集団観察で運動も行われると聞いていましたので、
動いた時に乱れが少ないようにスカートではなくキュロットにしました。
実際に、椅子に座って順番を待ったり、ボール投げや縄跳びなどが行われたようです。
かわいいワンピースを購入しようと思っていたのですけれど(笑)
結果的にはキュロットで正解だったと思います。
スカートがめくれないか気になって…などと
服装のせいで彼女らしさが失われることがなかったので、よかったと思っています。
白い靴下・幼稚園で使用している上履き
白い靴下は西松屋で買ったものです(笑)。なんでもよいと思います。
また、上履きは幼稚園で普段使用している上履きをいつもより少し頑張って洗って、それを履かせました。
上履きは履きなれたもので充分だと思います。
ちなみに、我が子が受けた学校は控室も受験会場も室内でしたので、外履きは購入しませんでした。
タオルハンカチ、ティッシュ
キュロットのポケットに入りやすく出しやすい、小さいものを用意しました。
これも西松屋で買いました。
集団観察時に、ハンカチやティッシュを出し入れする場面がある場合には、
出し入れをする練習もしておくとよいと思います。
幼稚園では、タオルかけにタオルがかけてあり、そこへ行って手を拭くスタイルでしたので、
恥ずかしながらわが子はハンカチやティッシュを持ち歩く習慣がついていませんでした。
子どもと一緒に選んでお気に入りのハンカチを買い、ハンカチの出し入れの練習をしました。
柄入りのタオルハンカチで大丈夫でした。
髪型 2本みつあみ
髪型は結構重要だと思います。
わが家は定番の2本みつあみにしました。前髪は眉毛がちょっと見えるくらいの短めに整えました。
顔周りの髪が乱れがちな子は、ワックスなどで少し固めてスッキリさせ、
表情がよく見えるようにしてあげるとよいと思います。
面接時に少し下を向いてしまった場合でも、髪がバサッと顔にかからず、
表情が見えるようにしておけば明るい印象になります。
活発な子・集団観察がある学校のお受験服(女の子)のまとめ
集団観察のある地方国立附属小学校のお受験服。
活発な女の子なら「動きやすく乱れにくい服」がポイントです。
動きやすく乱れにくい服が準備できれば、
子どもも普段通りに実力と明るさを発揮でき、
学校からも好印象を持ってもらえるのではないでしょうか。
考え方としては男の子も同じです。
動きやすく乱れにくい服
具体的には、
×スカート 〇キュロット
×ポケットなし 〇ポケットつき
×普通タイプのブラウス 〇袖ゴムつきブラウス
×ジャケット 〇ベスト
です。
お受験服 ママ(母親)
都内私立校受験組のママたちは、服装も念入りに準備されると思いますが、
わが家は国立附属小一本狙いでして、なるべくコストを抑えて準備したいのが本音でした。
コストを抑えたママの服
そこで私自身は、仕事用(独身時代の)の紺色のスーツで行きました。
プラスして肌色ストッキングと仕事用の黒いバッグです。
お受験ママ用のネイビーワンピースは検索するといくらでもでてきますが、ここにお金をかけ出すときりがないので、手持ちのもので準備してしまいました。
スーツのスカートがタイトスカートだったので、椅子に座った時にスカートが短すぎないかだけ鏡の前で椅子に座ってチェックしました。
アクセサリーはつけませんでした。
私は結局手持ちのスーツで済ませてしまいましたが、
色々検索した中で買おうかなと思っていたスーツのリンクを貼っておきます。
甘すぎず、モード過ぎないのがいいなあと思って探しました。
これなら、合格後に入学式や授業参観などで着まわせそうだなと思いました。
唯一買ったスリッパ
スリッパだけは買い足しました。
私はスリッパで歩くのが苦手だったので、かかとのある黒いスリッパを購入しました。
このスリッパのおかげで、階段も問題なく歩けました。
面接時の歩行も自信を持ってできたので、本当に買ってよかったと思っています。
その後の授業参観などでも大変重宝しました。
1週間前には美容院
1週間前に美容院へ行きました。
ママ(母親)の服装と髪型は、キチンと感があれば大丈夫だったようです。
お受験服(女の子)とママの服装 まとめ
着心地のよい服を着て、いつも通りの力を発揮できるといいね。
当日は緊張するけれど、ママは笑顔を忘れずに
受験用の子どもの服装と髪型はとにかく、動きやすく乱れにくいということです。
そして、我が子の個性と学校の求める生徒像に寄せていくことです。
ネットで購入すればそこまで高くないので、ピッタリサイズを購入することをお勧めします。
購入したら、家で何度か着てみましょう。
子どもは、
椅子に座って足をそろえたり、立って歩いてみたり、ジャンプをしてみます。集団観察がある場合には、予想される動作をしてみます。トイレにも行ってみてください。ハンカチの出し入れや、縄跳びもしてみます。
事前に着てみて動いてみて、動きやすいと感じておけば、当日に緊張しすぎないと思います。
ママは、
笑顔の練習をします(笑)。
まじめで真剣に取り組んできた人ほど当日、笑顔が消えがちです。
なので、「この服を着たら笑顔になるのだ」と自分に思いこませましょう。
親子面接がある場合には、当日の服を着て面接練習をしてみましょう。
これでもう大丈夫です!
自信を持ってお受験当日を迎えてくださいね。
親子面接で実際に聞かれたことと回答例は下記の記事を参考になさってみてください。