こんにちは。アラフォーブロガーの ばるママです。
わが家は転勤族です。
夫はおよそ5年おきに転勤があり、今までに国内1回と海外1回の転勤を経験しました。
土地勘のないところに、数年おきに引っ越すのって
すっごく大変よね。
転勤妻たち、ほんとよく頑張ってると思わよ。
ばるママ家の子どもは、小学6年生と3年生の女の子2人。子どもたちは、転園と転校を経験しました。
住む場所が変わるだびに生活を組み立てるのは時間も労力もかかりますし、子どもが「転園・転校」を乗り越えるには親子で相当なパワーが必要です。
ですので転勤族どうしで話していると
「転校させるのはかわいそうだね」
「子どもが小学校に上がる前に家を建てて母子だけでも定住しようかな」という話題になります。
けれど、私は貧乏性です(笑)
悪いことばかりじゃなんか悔しい!いいことはないのかな?もしかしたらいいことに変えられるんじゃないかな?そんな風に考えてしまいます。
悩むことはしょっちゅうですが、転勤をポジティブにとらえたいと思っています。
この記事では、
「転勤は子どもの教育にとって悪いことばかりなのかな?」
と悩んでいる転勤妻の方に
「もしかしたらいいこともあるかもよ?」と思えるようなことを、私の独断と偏見で書いていきたいと思います。
転勤族って本当に大変!
でも大変なだけでは悔しいから
「苦労」→「チャンス」に変えられないかな?
いつもそんなことを考えています(笑)
転勤をポジティブに「教育移住」と考える
子連れの転勤生活について、私はこう考えています。
会社の力を借りて「教育移住」ができるかも!?です。
転勤は、辛いことやデメリットがある一方で、考えようによっては会社のおかげで「教育移住」ができるのです。
東京生まれのばるママですが、転勤で帯同したところは海も山も近い地方都市。
夏の週末に車で15分の海に遊びに行っていた日々は忘れられません。
自然の中で子育てをする親子サークルに入って、子どもたちと季節を感じながら歌を歌い、大鍋で味噌汁を作っては森のベンチでみなで食べていました。自然が豊かで、幼児期の子育てに適した最高の場所でした。
現在のわが家は海外(タイ)に住んでいます。子どもたちはインターナショナルスクールに通っています。小学生時代に多国籍のお友だちと交流し、英語環境で過ごすことができているのは、恵まれているなあと思います。
最近は、自力で「海外移住」「教育移住」されている方が増えている中、転勤帯同で海外移住できるというのは、ありがたいことだなと思っています。
ハードルの高さが全然違いますから。
土地に慣れるまでは最低1年くらいかかってしまう私たち家族ですが、それでも「住めば都」という言葉を信じてその土地を楽しみ、さまざまなことを学んでいきたいと思っています。
住む場所が変わることで自分の輪郭がはっきりする
いい場所に住むことだけが「いいこと」なのではなく、
住む場所が「変わる」ことで得られることもあるなと思っています。
自分と周りの環境の境界線を知ることができることです。
「自分の家って変わる可能性があるんだ」
「引っ越すと布団は持っていけるけどドアは持っていけないんだ」
「お友だちとは距離が離れるけれど、たまにLINEで話すことができるんだ」
「自分の名前は変わらないけれど、通う幼稚園は変わるんだ…」
などなど。
子どもは、一緒に移動するものがある一方で、引っ越しによって離れ離れになるものがあるということを知ることになります。
人間関係で「依存」が問題になる場合は、自分と他人との区別がつかなくなってしまっていることが原因であると考えられます。
引越しによって自と他の境界線を知ることは、自分の輪郭を知ること。
これは大きな学びとなると思うのです。大人の私でも、はじめての引っ越しの時に、親や友だち、住み慣れた土地と離れたことは自分の価値観を大きく変えた出来事でした。
子どもにそれを経験させるのは酷だよというご意見もあると思います。けれど、いつかは経験し学ばなければならないことでもあります。
だったら、温かく守ってくれる家族がいるうちにそれを経験できることは、もしかしたらアドバンテージ(有利・好都合)かもしれないなと。そんな風に思うのです。
まとめ
「転勤のメリット~教育編~」を書いてみました。
あえてメリットだけ書きました。
なぜなら、転勤のデメリットはこれを読んでくださっているみなさま(私を含め)が重々承知だと思うからです。
・転勤を「教育移住」と考える
・住む場所が変わることで自分の輪郭がはっきりする です。
会社のおかげで「教育移住」ができると思って、この際だから色々調べて可能な限り子どもに合いそうなところを選んじゃえばいいと思います。せっかく慣れ親しんだ土地や人間関係から離れるのは寂しいし辛いけれど。新しいところでもきっとまた素敵な出会いがあります。
土地勘がない中で調べるのは大変ですし、「こんなはずじゃなかった!」と思うことあるかもしれない。でもそんな時は「ここに一生住むわけじゃないし」と思って割り切ってしまえるのも転勤族の強みでもあります。
転勤生活は大変なことも多いけれど、いいこともある!
そう思って同志のみなさまと励まし合いながら楽しく暮らしていければ嬉しいです。
ここまでお読みいただいて、「ふむふむ。確かにメリットもあるかもね」と思ってくださった転勤族の方、ありがとうございます。
それでもやはり心配な「子どもの転園・転校」。
転園・転校で子どもは何を感じるの?親ができることは何?
ということを、子どものタイプ別にわかりやすく解説している本のリンクを貼っておきますね